2007年01月08日

【Review-01】BLUE DRAGON

第一弾はXbox360の『ブルードラゴン』です。
キャラデザを鳥山明氏、音楽を植松伸夫氏がそれぞれ手がけるということで発売前から存在を知っていた方はそれなりにいらっしゃたのではないかと思います。
ファイナルファンタジーやクロノトリガーを手がけていた坂口博信氏がプロデューサーを務めるということでそちらも注目されました。

発売日は2006年12月7日。開発はミストウォーカーが行いました。
ソフトと本体とグッズが同梱されたブルードラゴンプレミアムパックというものも同時発売されました。
ゲーム雑誌でも大きく取り上げられる等Xboxの起爆剤になるんじゃないかと予想されていた通り、大爆発とまでは行きませんでしたが、以前の売れ行きからでは考えられない勢いでXbox360が売れる要因となったソフトとなりました。
【ストーリー】
ストーリーはいたって王道です。
悪者が村にやってきた!ピンチだ!力を授けられた!よし倒しに行こう!みたいな。
その流れの中に色々な人間ドラマが描かれていくといった感じです。
いわゆるお約束的な感じがありますので様々な伏線がある的な奥行きがかなりあるストーリー展開を期待していると肩透かしを喰らうかもしれません。

【グラフィック】
Xbox360の力を最大限に生かしつつ、鳥山ワールドをしっかりとかもし出しているという感想を持ちました。
ドラクエ8で3Dになりましたがそれを数段階進化させたものがブルードラゴンと言えるでしょう。
ストーリー云々を取り除けばこれもまたひとつのドラゴンクエストとなりうるような世界が広がっています。

【システム】
-戦闘-
戦闘システムはいたってシンプル。
最近のRPGはやたらといろんなシステムが導入されてとっつきにくいという感想を持つ方も少なくはないと思いますが、この作品はそういった特殊なシステムは無いに等しいです。
特殊なシステムといえば「溜め」システムぐらいですかね。
あとはもう単純なシステムになってます。
行動順番が画面上部に表示されるのでそれを見て戦略を立てていくという流れが主となって行きます。

-成長-
この作品では普通のレベルの他に様々な『カテゴリ』のレベルが存在します。
数個存在しており、極めて行くとそのタイプに応じた魔法やスキルを覚えていくという感じです。
カテゴリスキルを上げていくとステータスも強化されていくという流れなのでベースレベル+各カテゴリレベルを上げていけば強力になるというこちらもいたってシンプルなシステムです。

-フィールド-
この作品の特徴とも言えますね。
フィールドのいたるところが調べる対象になっています。
通常、RPGといったらタンスやツボが主な調べる対象でしょうが、このゲームでは花壇やら壁にかかってる絵やら通気口などなどあらゆるモニュメントを調べることができます。
それによって得られるアイテムは重要なものではないのですが調べる癖がある人には結構大変なゲームになるかもしれませんw。
見落としがないか不安に陥りやすいですよw。

【キャラクター】
やはり鳥山氏が手がけていることもあって特徴的なキャラが多いですね。
モンスターが鳥山ワールド全開という感じが強いです。
ドラクエで言うところのスライムにあたるモンスターは「ウンチスネーク」となんとも印象的すぎるモンスターが登場します。
このウンチスネークは以前から坂口氏が鳥山氏と仕事をすることになったら登場させたいモンスターだったようです。
主人公たちや街の人ももちろん魅力的なキャラが多いのですが、個人的にはモンスターのデザインに注目していただきたいなと思います。
シリアスな展開にそぐわないかわいらしいモンスターも多数登場しますのでw。

【音楽】
やはり植松氏が担当しているということもあるのでファイナルファンタジーな雰囲気を感じられずにはいられませんw。
そういうわけなのでいわゆる"植松節"に期待している方にはお勧めです。
特徴的なのはボス戦の曲がボーカル曲ということですかね。
ボーカリストは世界的に有名なロック歌手のイアン・ギラン氏。
ディープ・パープルのボーカリストといえばピンと来る方もいらっしゃるかもしれません。
現在61歳という年齢を感じさせない激しいシャウトが魅力の楽曲です。
その他にも挿入歌としてキャラクターソング的なボーカル曲も数曲登場します。
ファイナルファンタジーの楽曲しか知らない方にはこのボーカル曲というのは新鮮な感じになるのではないかと思います。
個人的には植松氏の楽曲は好きなので大満足でした。


【僕が見たこの作品】
懐かしさを感じるRPG。僕はそう思いました。
今出してこそその輝きを増す作品なのかなと思いましたね。
現在輩出されるRPG作品というのはシステムの奥深さや物語の壮大さをウリにしてどんどん輩出されますが、このブルードラゴンは一歩下がったRPGという感じがあります。
物語は王道路線、システムもそう複雑ではない。
まだゲームがここまでの進化を遂げる前のゲーム性を持っている作品だと感じました。
かといってグラフィックは格段の進化を見せていますし古いことばかりではありません。
新旧のいいところが合わさった。そんな作品です。
懐かしい雰囲気の新しいRPGを求める方に是非オススメしたい作品です。


posted by 涼風 澪 at 00:32| 神奈川 ?J| Comment(2) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>懐かしさを感じるRPG
いいですね〜。
僕も最近のRPGはなにやら複雑になりすぎだと思っている者の一人なんで、結構魅力的ですw
Posted by Ecoパンダ at 2007年01月08日 06:04
シンプルな作りなので気構えすることなくプレイできるゲームですよ〜。

唯一マップが位置間隔を把握しないと迷う場合があるのが大変なところですかねw。
Posted by 涼風 澪 at 2007年01月11日 18:43
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